ミッキーマウスの誕生と変化

ミッキーマウスは世界で一番有名なマウスと言えるでしょう。現在ミッキーマウスはもはやディズニーのシンブル的な存在となっています。ミッキーは人々に愛されています。では、その有名な”ミッキー”はどうやって誕生したか、知りたいですか?

ミッキーマウスの誕生

3月、ウォルトディズニー氏は当時制作していたオズワルドというウサギのキャラクターの著作権を奪われ、がっかりしてNYからLAに向かう帰りの汽車のなかでミッキーマウスを思いついたといわれています。ミッキーマウスはチャーリーチャップリンを意識して作られたキャラクターで、最初はモティマーマウスという名前だったのをウォルトの妻がミッキーマウスに変えました。アニメーター・アブアイワークスによってズボンが付け加えられその他のディテールが加わりました。

ミッキーマウスの変化

ミッキーマウスの制作チーフ・アブアイワークスが他の会社に引き抜かれてしまったことがきっかけでパート・ジレットという新しいアニメーターが入り、ミッキーマウスのキャラを見直す機会となりました。ミッキーが大人気になったため、子供が真似するので変なことはさせないでくれと親から苦情がたくさん増えていました。

その結果ウォルトの指示によって、ミッキーは優等生で礼儀正しく正義感も強い、ネズミの格好をした人間として描かれるようになります。もう酒もタバコも禁止になってしまいました。更にミッキーは身体に関節を持つようになり、以前にもましてもっとおしゃべりになりました。

3代目ミッキーの誕生とその存在

またしても今度はジレットが他の会社に引き抜かれたため、ミッキーマウスはキャラクターチェンジをすることになりました。以前にもまして丸みを帯び、いっそう人間的で豊かな表情をするように描かれました。

というのは、ドナルドやグーフィや他のキャラクターが増えるにつれてミッキーのアニメキャラクターとしての影が薄くなっていったことがあります。ミッキーは主人公と言うよりも脇役か、案内役として登場するようになり、キャラクターと言うよりはディズニーのシンボル的な存在になっていきました。